[わきが・多汗症 大阪] にきび・脱毛・ほくろ・わきが・陥没乳頭・毛穴・メディカルエステ つかはらクリニック

わきがの手術にはいろいろな方法があります。吸引法、超音波法、剪除法などなど。どうしてそんなにいろいろな方法があるのでしょうか？どの先生も困っているのです。臭いの元となるアポクリン腺を取れば取るほど皮膚は薄くなり、術後のトラブルが増え、傷も汚くなる可能性が高くなります。逆に、アポクリン腺を取り残せば、皮膚は薄くならずに術後トラブルが減りますが、臭いが残ってしまいます。そこで、私は極力術後のトラブルを減らし、臭いも極力少なくする手術方法を考えました。皮膚の循環動態を考慮した方法です。私に任せろと言われて安心して手術を受けたら、大きな目立つ傷が残ってしまったなんて事になったら大変ですよね。“つかクリ”オリジナル法は、最小限の切開で最大限の効果がえられます。

アポクリン腺を切除した部分はシミやシワが生じ、皮膚を切開した部分は3-4cmの傷あとが残ります。6ヶ月ほど経過すれば傷は安定し、1年ほどで徐々に目立たなくなってきます。手術の傷跡はわれわれ形成外科医の技術で目立たなくすることはできますが、残念ながら消すことはできません。また、ワキの毛は少なくなります。ワキの汗と臭いは、手術後もかすかに残りますので、術後も適宜、制汗剤や香料を使うことをお勧めします。

アポクリン腺を取り除いた皮膚はきわめて薄くなりますので、術後しっかり固定する必要があります。術後１週間は肘が体から離れないように、肩関節の動きを制限し、上腕(二の腕)を上げたり出したりしてはいけません。術後１週間は日常生活制限が必要です。安静を怠りますと、長期間の治療が必要となります。抜糸までは禁酒禁煙です。車・バイクの運転も禁止となります。 ●初回のガーゼ交換を3.〜4日後と、１週間後に行い、順調に経過すれば２週間後に抜糸をします。 ●抜糸までは患部をぬらさないようにし、入浴は下半身シャワーとします。